メモリの働き
メモリを英語で書くと「memory」、つまり記憶をする部分という意味です。コンピュータは様々な処理を行いますが、中心的な働きをするのがCPUです。CPUは計算を行うのですが、実は計算しかできないのです。ですから、計算式を与えてやらなければCPUは何もできません。この計算式を与えてあげる役目がメモリの役目であり、また計算結果を受け取るのもメモリの役目です。つまり、プログラムはメモリ上にあると言えます。
実際、あるプログラムを起動すると、まずメモリ上に読み込まれます。メモリ上のプログラムはCPUとデータのやり取りを行って、ディスプレイやその他の機器にデータを出力します。
初期のコンピュータを操作した人なら経験があると思いますが、メモリが不足してプログラムが起動しないということがありました。プログラムがどれくらいのメモリを必要とするかはプログラムによって異なります。ですから、たくさんのプログラムを同時に立ち上げると多くのメモリを消費し、メモリがいっぱいになってしまうとそれ以上プログラムを立ち上げることはできないということになってしまっていたのです。これは現在では仮想メモリという技術が開発されたことによって解決していますから、プログラムが立ち上がらないという経験を持つ人も少なくなってきたでしょう。
