仮想メモリって?

では、メモリが少ないとなぜパソコンの処理が遅くなるのでしょうか?メモリが多かろうが少なかろうが、メモリとCPUとのデータのやり取りは同じ速度で行われますから、メモリが少なくてもあまり関係ないようにも思えます。むしろ、メモリが少ないほうがCPUとのデータのやり取りがシンプルに行えてより速くなるような気もしますよね?実は、これには仮想メモリという技術が関係していますので、これを先に解説します。

前項で述べたように、過去のコンピュータでは、メモリがいっぱいになるとプログラムを立ち上げられなくなってしまいます。しかしよく考えてみてください、メモリは記憶する部分であるということを。別にメモリでなくてもプログラムを記憶することができればそれでかまわないわけです。すぐにハードディスクの存在に気がつくと思いますが、メモリがいっぱいになると、プログラムの一部分をハードディスクに記憶してしまえばよいわけですね。

この技術が仮想メモリという技術で、これによってメモリがいっぱいになっていてもハードディスクの空いた部分を利用してプログラムを起動できるようになってきました。